moeyo.com 管理人の もんぷち。は、連日のアキバ巡回により2007年に痛めた腰に、今もまだ苦しめられていた。「先生、僕の腰はどんな状態なのでしょうか?」主治医の言葉に促されてもんぷち。は ひとつの決断をする。
2009年1月
moeyo.com (モエヨ・ドットコム) 管理人の もんぷち。 は
都内某所のとある診療所に居た。
もんぷち。「先生、僕の腰はどんな状態なのでしょうか?」
先生「普通の生活を送る分にはもう大丈夫だよ。」
「でも腰を曲げての撮影は控えた方がいいね。」
もんぷち。「!!」
「しかし、そこが私の売りなのでやめる訳にはいきません!」
先生「WwWwwww」
「いや、ごめんなさい。それが君のこだわり、情熱なんだね。」
「OK、では良い医師を紹介しようじゃないかw」
キィィっと音を立て、デスクに向かいペンを走らせる医師。
ビリリッと紙を破りとり、もんぷちの方に向きなおすと、
先生「ここに行ってごらん。」
もんぷち。「ど、どくたーでいびっとおふぃす?」
「この見なれない住所は・・・もしや」
先生「そうwwアメリカ、日本じゃないよ。」
もんぷち。「しかし、そんなにお金はないので・・・うーん」
先生「物は考えようさ。
このまま毎週うちにお金を落としてもらったほうが私はおいしいが、
完全に治しちゃえば、もう腰を気にすることはないんだよ?
どちらがお得かな?」
もんぷち。「ほむw」
(ドール積み立て崩して、同人とコレクションの一部を売ればなんとか・・)
先生「ははは、善は急げだ三日後渡米予定のに私の娘と行くといい。
ケータイ小説に夢中なオタクな娘だが英語は無駄にネイティブだよw」
もんぷち。「いや、一人の方が・・ 先生「良し、決まりだ!」
先生「ユーキャン!! www」
時は流れ三日後、サンフランシスコ国際空港。
乳揺れ無双(DS)に夢中になり、早速娘とはぐれるもんぷち。
国際登録してなく、繋がらない携帯をあきらめ、途方にくれながらトボトボ空港の外を歩いていた・・・。
PuPu Puaaan!!
後方からのけたたましいクラクションの音に思わずDSを落とすもんぷち。
(電池残量が心配で、身の保全よりもセーブポイントへの到着に夢中だった)
そっとDS拾い上げ、振り返ると黒人のタクシードライバーが仁王立ちしていた。
黒人「Hey!Jap!!」
もんぷち。「うわなに」
ジロジロなめまわすようにもんぷち。を見た後、
ニカっと笑いながら、
つき立てた親指でタクシーへ乗れと促した。
日本大使館か日本語の話せるホテルにでも連れて行ってくれるんだろうとタクシーに乗るもんぷち。
行き先よりも、むしろ気になるのは赤い旧タイプのDS、そのデータ。
(やりなおせるレベルじゃねーぞ)
流れる景色より、セーブポイントへの道のりに夢中なタクシードライブ、
急ブレーキで到着した場所は、大勢の人が集まるイベント会場だった。
集まっている人々の風貌にどこかしら親しみを感じる・・・
黒人「OTAKU,OTAKU」
(あぁ、なるほど自分の風貌を見てここに来たかったんだっと思ったのね)
もんぷち。「さ、さんくす」
10ドル紙幣を渡し、おつりを受け取ったもんぷちはとりあえずその会場に潜入してみる事にした。
じろじろ じろじろ がやがや じろじろ
見るからに東洋人、見るからにOTAKU、そして大きな旅行カバン。
どこからか聞こえる
グレイトマスター!
クール!!
プロフェッショナルwww!!!
もんぷち。が歩くと人ごみが割れる。
熱い視線に赤面しながらもぐいぐい進み、疲れた座わっちゃえと腰掛けたその椅子は、公演者席だった・・・・
いよいよ公演開始かと、次々と炊かれるカメラのフラッシュ、、、、、
(えーーーーどうすれば・・・)
旅行カバンをあさり、翻訳手帳を探すもんぷち。・・・
しかし、なかなか見つからず手荷物をどんどん卓上へあげる。
出発前日にコトブキヤで買った、手土産用のメイドクッキー
売却予定だったが、未練が多く手放せなかった同人誌数冊
・・・そして大切な赤いDS
物を出すたびに、フラッシュが炊かれている。
ちょっと涙ぐみそうになった時、カバンの底で右手に冷たい感触が。
それは、もんぷち。が作った
デフォルメされたフィーたんの原型だった。
旅行中に時間が空いたら仕上げようとしていた手作りの一品だ。
(手帳みつかんないし!医者の娘はどこいった!!)
カバンから原型を取り出し、怒りにまかせドーンと机に置くもんぷち。
しかし、異国の地であってもそこはもんぷち。机と原型が衝突する刹那に衝撃を持ち手に逃がす。
その時!!!
会場から割れんばかりの歓声と一層激しいフラッシュが!!!
そう、もんぷち。の取り出したそれが観衆の心(ハート)を鷲づかみにしたのだ。
デフォルメのかわいらしさ、かわいいのに部分的には言葉を失うほどにアダルト。
その造形の至るところが、ここ、大国アメリカであっても規格外だった。
そしてもんぷち。の元へなだれ込む屈強そうな警備員。
ガッシ、ボカ。(パードンw)
もんぷち。は拘束された。
理由は、日本で言うところのわいせつ物陳列(頒布)罪だ。
入国手続きも終わらせないままに、
猥褻な騒動を起こしたもんぷちは
その日のうちに日本へ強制送還されましたとさ。
めでたしめでたし。
そんな会場でのひとコマがこの画像。
以上撮影&文章 Isyano Musume
この記事の 95% はエイプリルフールで できています。
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