9月20日、1999年に初版が発売され、一時期8万円程度のプレミアもついたことのある、「ロードス島戦記 DVD+CD BOXの復刻版」(AA)が発売されていました。ゲームシティでは恒例(?)の書きなぐりPOPも掲示されていて、『「指輪」とかキョーミなくても「呪われた島」を訪れたことのない「こちら側」の住人はおらんだろうと言い切れるファンタジー小説最高傑作。』とされていました。
9月20日、1999年に初版が発売され、一時期8万円程度のプレミアもついたことのある、「ロードス島戦記 DVD+CD BOXの復刻版」(AA)がアキバで発売されていました。
セットの内容は、特別仕様特殊印刷ケース(出渕裕 描き下ろしイラスト&デザインジャケット)、DVD 全13話 DVD6枚、オリジナルサウンドトラック CD3枚、全32ページ豪華解説書(知らざれる”ロードス島戦記”を取り巻く世界「ファンタジー年代記としてのロードス島戦記」)となっていて、初回限定として、1990年に発売された、LD版予約特典の復刻版となる、LDサイズの「ロードス島戦記コンセプトブック」もつくみたいです。
ゲームシティでは恒例(?)の書きなぐりPOPも掲示されていて、『「指輪」とかキョーミなくても「呪われた島」を訪れたことのない「こちら側」の住人はおらんだろうと言い切れるファンタジー小説最高傑作。僕らの幻想への憧れに多大な影響を与えてくれました。自分も「自由騎士」として放浪の旅に出たいので追従してくれるちょいツンエルフっ娘募集します』とされていました。
こちらがパッケとその中身。
「ロードス島戦記」とは、安田均氏が代表を勤めるグループSNEが、「コンプティーク」でTTRPG(テーブルトークRPG)の「ダンジョンズ&ドラゴンズ」の誌上リプレイとして掲載されたストーリー(というかプレイシナリオ)でした。そのリプレイを元に、当時メンバーであった水野良氏が小説化したものが人気となり、1990年にOVAとしてアニメ化された、主人公パーンを中心としたロードス島での戦乱を描いた作品。
その後、小説やリプレイでは、第2部で怒りの精霊、フューリーに取り付かれた狂戦士オルソン、第3部でスパークといった主人公に交代しますが、自由騎士「パーン」とその相棒でハイエルフの娘「ディードリット」の存在感は消えることなく今もインパクトに残っています。
特に、出渕裕氏がデザインした、金髪で長い髪、若草色の服でミニスカートで長い耳をもつ「ディードリット」はその後の日本のエルフ像を決定付けたといっても過言ではないでしょうな。
あの長い耳は、本来エルフの発祥である「指輪物語」のエルフの特徴の「人より先のとがった耳の形状」をかなり誇張した表現で、その後マニアの間ではオリジナルと区別するために「日本エルフ」といわれることもありました。
その他語りだすと止まらないので、詳しくはWikipediaでどうぞ(ぉ)w
まあ、現在30歳前後のこちら側の住人であれば、好き嫌いは別として、知らない人はほぼいないと言っていいかもしれません。
そのくらい、その後の日本ファンタジーに多大な影響を与えていた(現在も与え続けている)作品です。
で、これがLD版予約特典の復刻版となる、LDサイズの「ロードス島戦記コンセプトブック」。
内容は1990年当時のままで、ロードス島のマップや用語解説、パーンやディードリット、OVAオリジナルキャラであるダークエルフのピロテース、ドラゴンなどの設定画が掲載されています。
最後のページには、1990年当時の出渕裕氏のインタビューも。
めちゃくちゃ若いw
まあ、当時お金なさ過ぎて変えなかったので、当然購入しましたよw
手にしただけで(ギリギリ)10代の記憶がよみがえりますな・・・w
ちなみに、店頭販売を見かけたのはゲームシティ、ヤマギワソフト本店で、ソフマップ本店などは予約者のみの販売となっていました。
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©水野良/角川書店
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