美少女フィギュア業界のブロガーとして、10年以上のキャリアを持つmoeyo.comの管理人「もんぷち。」が、美少女フィギュアメーカーや原型師さんに、名前の由来や気になったことをあれこれとお聞きする「moeyo.comサポーターズ」限定インタビュー記事もんぷち。が聞く!第3回目となる今回は、現在も精力的に新作を出し続けておられる、MOLO系直球アダルトフィギュアの老舗「Q-six」さんの代表の方に、その成り立ちやQ-sixとしての代表作、フィギュア製造に対する姿勢、想いなど、あれこれとお伺いしてきました!(公開:2019年7月1日)
限定インタビューがどんなものなのか体験いただくために、前半部分を特別公開いたします!
もんぷち。が聞く!第3回 「Q-six」とは。
「Q-six」という名前の由来
もんぷち。(以下:も):本日はよろしくお願いいたします。早速なのですが、「Q-six」というお名前の由来についてお聞かせいただければと思います。
Q-six代表(以下:代):よろしくお願いいたします。漫画家さんが2名、原型師が2名、商品管理的な仕事の人間が2名、合わせて6名が参加して最初の企画が立ち上がりまして、そのメンバー数(6=six)とクイーン(Queen)の頭文字のQを掛け合わせてQ-sixと命名しました。
Q-sixを立ち上げようとしたきっかけ
も:Q-sixさんの成り立ちや歴史などをお教えいただければ!
代:もともと私は2000年代頭位まで某模型メーカーに勤めていまして、そのメーカーでは当時フィギュアをやっていなかったんです。
時代の流れとしてこれからはフィギュアは絶対に売れる!と企画会議で発言や企画書の提出を行ったのですが、メーカーとしてはそういうもの(フィギュア)はやらないと頑として受け入れられなかったので、じゃあ自分でやっちゃおうと会社を抜けてQ-sixを立ち上げました。
…余談ですけど今ではそのメーカーさんからフィギュア企画や中国工場に関して、いろいろ聞かれます(笑)。
も:まさに先見の目があったわけですね!(笑)
商用のアダルトフィギュアという挑戦
も:Q-sixさんといえばアダルトフィギュアというイメージなのですが、最初からそう言うコンセプトで活動されていたのでしょうか?
代:はい、最初からアダルト路線で行こうと考えていました。今でこそ漫画家さんや同人作家さんのオリジナルデザインのフィギュアなどが多くありますが、立ち上げ当時の2003年ころは、版権もののフィギュアが当たり前の時代で、まだ露骨なアダルト系のものというのがあまりなかったんです。
そこで、アダルト系のアイテムを出したいなと思い、アダルト系の漫画家さんにフィギュアのモチーフを描いてもらって、原型師と話し合いながら一つの作品を作っていく「コラボレーションシリーズ」というのを2004年に発売いたしました。
ポリストーン製から徐々にPVC完成品へ
代:最初はレジンキットやポリストーンで販売していましたが、ポリストーンを作っている工場で、PVCフィギュアの製造も始まり、ポリストーンフィギュアとPVCフィギュアの販売数というものがあまりにも違うことを知り、試験的にうちからもPVCフィギュアを出してみたところ、しっかりとした販売数を出せたので、これはいけるな。と。
そこから徐々にPVC完成品に切り替えていきました。
ただ、いまでも作品に合わせて、ポリストーンアイテムや、両方の素材を使ったものなども作成しています。
1作目となるアダルトフィギュア「MILK TANK TEACHER 寧々」
も:Q-sixさんとして思い出深いアイテムがあればお教えください。
代:1作目となる「MILK TANK TEACHER 寧々」という商品がやはり印象深いですね。一般流通アダルトフィギュアというのはおそらくQ-sixが初めてだと思うのですが、まずは販路の確保が課題でした。
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